来年に向けて息子くん仕様のロッドをカスタムしました(^^♪

12月に入ると諸用で忙しくなります(;´Д`)

釣りに行けるどころか

オフシーズンに入っているので

ハイシーズンでは手が付けづらいハンドメイド系に

手を付けたいのですがなかなか作業は進みません

(-_-;)

10月に中古で購入して

11月にカスタムし始めたロッドがありました

川路のC&Rに持って行って使用してみたら

ミノーはいいかもしれませんが

スプーンの飛距離が厳しいと思い(汗)

ガイドをカスタムすることにしました


時間があるときに付いていたガイドを外して

8個から7個に変更(飛距離を出したいので)

一番手元の25mm径のガイドをHIGHガイド

(高さがあるガイド)にして

糸抜けしやすくしようとガイド変更をしました

元のガイドが写っていませんが

高さがある分だけ手前に持ってこれるので

バットの固定に大いに役にたってくれます

それと購入した根元に近いガイドはステンレス製

元からついてるガイドは

チタン製の高価なものでしたが

手前に近くなるほど持ち重りが感じなくなるので

大丈夫だろうと投入してみました

ガイド位置を固定して

スレッドを巻いていきます

実際に思った以上に持ち重りの心配がなかったのは

良かったです^_^;

一回目のエポキシ塗りです^_^;

薄くつけてガイドを固定します

ちょいアクシデントが(-_-;)

根本近くのガイドを位置決めしてる

最中に隙間ができてしまい

分からずにエポキシでコーティングしたら

ガイドの根本までスレッドが巻ききらずに

固定不完全な状況になってしまいました(~_~;)

スレッドを足して根本近くまで持っていき

巻き直しの箇所に再塗布して塗り直しです( ;∀;)

だいたいある程度エポキシで固めた後に

川治に行って確かめてみました ↓

晩秋を感じながら川治のC&Rに行って来ました(^^♪ – ヘア&リラクゼーション Maverick

で、釣りして感じたことがありまして

ガイドの位置決めで根本に持ってきた

ガイドの抜けは問題ないのですが

ルアーが思った以上に飛ばない(-_-;)

原因は何か考えてみました

トップガイドの径が細く感じていたのですが

元のガイド径が5mm

個人的には6mmにしたかったのですが

元からついてるガイド径の兼ね合いもあって

5.5mm径の大きさのガイドを注文しました

写真では わかりづらいですが

上が5mm内径で

下が5.5mm内径

写真では分かりづらいですが

肉眼ではハッキリと大きさが違います

6mm径にしなかったのは

先重りが怖かったので(-。-;

ロッドもガイドの大きくなれば

ガイド抜けがいいのですが

単純に重くなりやすいです(汗)

今時のルアーロッドはガイドの傾向が

小口径で多めに付いている様な気がしてます

(あくまで僕主観が入った考え方ですが)

ロッド扱いづらくなると

釣りが難しくなってしまいます

先端をライターであぶってペンチで取ります

この上からスレッド巻きなおして

エポキシを再度塗り直します

その後に元から付いていたガイド跡を

消すためや

紙やすりでガイドを削り直しては

エポキシコーティングし直して

ロッドを仕上げていきます

ロッドを購入した際に

ロッドカバーを購入しました

親切な店員さんがいて

一緒に探してくれたんですが

丁度良い長さが無くて

購入した物も長さが少し足りませんでした

どうしても先端が出てしまうので

マジックテープの位置をずらします

更に縫い付けて元からあったマジックテープには

干渉しないように上から重ねてマジックテープを

張り付けします

新しくマジックテープを縫い付けて

完成させました

(作業的にこれも結構しんどかったです)(@_@;)

わかりづらいですが(;^_^

ガイドの付け直しが完成です

忙しくて試し投げは出来ませんでしたが

もうこれで慣れていこうと

心に決めましたσ(^_^;)

ガイドのエポキシ塗布も

いまだに慣れが必要な感じですが

頑張った分だけちょっとづつ上手くなったような?

気がしてます(^^♪

錯覚だっていいんです(^▽^;)

メーカーさんならもっと絞り込んでいくんでしょうが

僕の素人ロッドメイキングではこれが限界なので

「お前と一緒に!」と決めました

↑ なんか「演歌」のフレーズみたいに聞こえます

気のせいでしょうか(^▽^;)

来年は時間を見つけて

川治で試し釣りが出来たらと

思う今日この頃です



これから大みそかに向けて

皆さんも寒い中

色々と忙しいと思いますが

とりあえず僕の今年最後の投稿になります

(趣味の方ですが)


今年一年間お付き合いくださって

ありがとうございました<m(__)m>

来年も飽き足らず(?!)

お付き合いの程 よろしくお願いします(^^♪

平野 敏之

ダイワのアモルファスウイスカーのロッドを復活させる!!(後編)

ダイワのアモルファスウイスカーAWS602LRの

フルカスタムの後編です

富士工業さんの一番安いガイドセットを購入して

トップガイドから付けました

2023_guideset_16.pdf (fujitackle.com)

先ずは、ロッドのスパイン出しをしてからガイド位置を決めたんですが

やはり、この頃のロッドはスパインが今のロッドとは逆についてました

ブランクのスパイン出し | 釣り具 ガイドの富士工業 (fujitackle.com)

↑ マニアックに知りたい方はご参考に<m(__)m>

このロッドは2か所スパインがあってその中で

一番張りがある箇所を選択

そしたら全くの別物ロッドに早変わりで

良い意味で仕上がりを裏切ってくれました(*´з`)

見ずらい画像でスイマセン((+_+))

ガイド位置とスレッドを巻いた状況を写メで記録しました

細かく写メを撮らなかったのですが

既存で着いていたフックキーパーも再利用しました

緑のスレッドの内側にもカーボンロービングしてあります

主にガイドと根本のスレッドはシルバーのラインを

ダイワ等の商品名の表示の囲みは金色のラインを使いました

ここのデザインにこれと言ったパターンはないと思いますが

僕的にはシンプルにまとめたかったのでコテコテにしませんでした(;^ω^)

スレッドは専用の糸では無くてミシン用をチョイス

個人的にはこれで充分かなと

で、エポキシ塗布ですが

今回は初めて筆では無くてヘラを使用する事に

ここは賛否が分かれるところではありますが(汗)

エポキシ等の量の調節は筆が使いやすいのですが

僕のテクニックだとどうしても気泡が入ってしまい

アルコールランプを使っても上手く飛ばすことが不可能なので(~_~;)

何が「正解」かは僕にも分かりませんが

今回試してみたら中々好調でした(^^♪

ただ、量の調節が難しくて多すぎると塗布した長さの

真ん中付近に薬が集まってしまい形が変になってしまうので

そこはデリケートに量の調節をして

最後にアルコールらんぷで炙るのが今回は「吉」とでました

この辺りは少しづつやりながら色々と試していった

ほうが良いような気がしますね(^^;

ネーム部分のコーティングが上手くいきません((+_+))

予想はしていたんですが

使用している東邦産業さんのエポキシは

厚塗りが苦手な感じですね(◞‸◟)

ここの箇所は違うエポキシの方が良いかもです

まぁ、それは次回に持ち越しで(^^;

ロッドのネームの箇所の帯の間を厚塗りします

ここはプリントした物が張ってあるだけなので

傷ついたら剥がれてしまうので今のロッドは必ず厚塗りしています

しかしながら  ん~~ん(-_-;)

なんかエポキシが弾いてムラになったような気がする((+_+))

やはりここは違うエポキシに替えればよかったかも(◞‸◟)

再度、エポキシが乗りやすくするために

カッターと紙やすりで多少の凸凹を修正します

紙やすりは一般的には400番といいますが

凹凸が激しい時は260番を僕は使用してました

そして再度エポキシ塗布をします

やり過ぎるとダレて凸凹が多く出やすいので

量は控えながら繰り返しで出来た凸の山を削りながら

また再塗布な感じでしょうか(-_-;)

とりあえず3回は繰り返して

多少の凹みは磨いてごまかす事にしました(^▽^;)

個人的にはエポキシ塗布が一番疲れますね(;一_一)

これは僕個人のロッドなので

必殺の「妥協する」が出てきます(*´з`)

ガイドの箇所はエポキシ塗布しただけでそのままにして

ネームの厚塗り箇所はサンドペーパーを使い

260番から始まって400番に800番と形を付けて

次は1200番に1500番に2000番とか

磨いてからピカールにハサミの研磨布?にと

ひたすら磨くことに専念してようやくできました((+_+))

グリップは素材が違うコルクを継ぎ足してはいるものの

形は理想形になりました

分かりずらいですが

継いだ上の方の厚塗りした箇所は削って成形しなおしました

画像では分かりずらいですが少し違いがあります

それと最初に付いていたガイドを取った後が残り過ぎて

消して誤魔化すのが大変になりました(-_-;)

ガイドを付ける前に処理した方が得策でしたね

帯を付けたネームの厚塗りも

もっと粗が目立つと思っていましたが

何とか誤魔化せたかな(;^ω^)

全体的には「力技」でまとめてみましたが

まだまだ粗も多くて細かい箇所は

突っ込みどころが多いのは「伸びしろがある」と捉えるように

前向きに気持ちを切り替えました(^▽^;)

まぁ素人がやる事なので突っ込みは優しく願いします(^。^)y-.。o○

↑ 5日の火曜日に釣りに行って撮った写真です

万年橋の上から写メを撮りました

釣り出来ずに撤収でしたが(-_-;)


鬼怒川が2023年9月8日現在

台風の兼ね合いでの大雨で濁流とかしていますので

今シーズンの山女魚釣りは終了かと思います(;´Д`)

それでも湖などのランドロックや

鬼怒川でも濁りが無くて出来そうな場所を見つけては

このロッドを持って釣りに行けたらと思います


長々と、お付き合いして頂いてありがとうございました<m(__)m>

ダイワのアモルファスウイスカーのロッドを復活させる!!(前編)

大層な前置きなんですが(;^ω^)

様は駄目になったロッドをフルカスタムするお話です

前回もロッドのカスタムの話をしたと思いますが

今回もロングランな長文になります(;^ω^)

もっと読みやすくしろ!!言われそうですが

全くできないので(-_-;) どうか着いて来てください(^。^)y-.。o○

ファントム AWS602LR と言うおよそ1985年くらいの(38年前?)バスロッドです

僕はハードオフで手頃な値段で買えましたが

値段は当時2万円こえていたのかな?

AWはアモルファスウイスカーで

SはスピニングリールのSですね

LRはライトリグ?かと 妄想でしか分かりませんが(笑)

その昔、ダイワ精工で当時の工学で注目されていた
アモルファス金属をダイヤモンドブレーディング工法で製造された金属複合ロッドの外周にケブラー繊維をドッキングさせたタフネス2重の補強構造を誇る

↑ と、調べたら出てきたんですが(汗)

おおよその感じだと

当時のカーボン素材はまだ低弾性なものしかなくて

新しく新素材を各会社が競って編み出していたようです

そこで炭化ケイ素(今は富士工業で出しているSICと言うガイドの素材)

を織り交ぜてカーボン素材を強化させた経緯があると聞いたことがあります

(僕も詳しく知らないのですが)

なんとなく覚えてるのが北斗の拳がアニメでやってた頃はあったような

(36年くらい前?)とまぁ、当時の本気を出した素材であることは間違いないですね

個人的には当時のダイワが一番好きでしたが

この頃は夢があったなぁ~なんて高度経済社会のまただ中の商品ですよ(^^♪

↑ 前置きが長すぎて土下座ものです<m(__)m>

以前、箒川のキャッチ&リリースで使ったときの写真です

左側がアモルファスウイスカーのロッドです
 
オールドリールと組み合わせてみました(^^♪

この手が好きな人は極限られてますが話が合う方貴重ですな(´▽`*)

で、話が本題にやっとなるんですが(汗)

久しぶりに手に取ってみたらグリップのコルクが

ボロボロとこぼれてくるではないですか((+_+))

簡単に持ち手の個所がアッと言う間になくなるくらい落ちてしまい

気持ちを切り替えて「フルカスタム」する決意でグリップを削る事に!!

コルクを取ったブランクから不要な接着剤を取るのにカッターを使います

綺麗にしないと接着剤が付いても崩れる恐れがあるので

幸いにもアルミのリールシートが無傷でグリップから外すことができたので

元から持っていたロッド用のコルクだけでは足りないので

ロッド径に合うコルクを購入することにしてグリップを組み立てます


カーボンロービングで補強しました

グリップを付ける前にカーボンテープを巻いてエポキシで固めました

グリップの下地にやるのはソルトアーロッドではよくやるのですが

個人的に好きなので(;^ω^)

他にも写真はありませんが根本のガイドの部分と

2ピースのため繋ぎの個所にカーボンロービングを巻きました

後でスレッドを巻いて見えなくしますが

ロッドの張りと強度がでるので

目に見えませんがこのロッドのポイントになります

グリップを順番に付けていきます

接着剤はダイソーのエポキシ使いました

微妙にコルクの種類が違うのは

手持ちのコルクと別途購入したコルク素材の違いです(汗)

ある物を使うコスパ重視になったので一体感がありません(-_-;)

乾燥中です

まる一日置いてから

リールシートにリールを置く面をつくるため

ヤスリがけをして平らな面を作ります

作ったら外しておいたリールシートの

ネームの入ったシートを貼り付けます

張ったはいいのですが締め付けるリングが

シートに邪魔されて止められないので

溝に合わせて付けたシールを削っていきます

こんな感じですね(;^ω^)

リングを締め上げてリールを固定できるようになりました

グリップも成形が大事で

違うコルクを繋げているので段差をヤスリ掛けして消してます

他にもリールシートの上のコルクの成形も気になったので

昔のウエダのロッドのように細めに仕上げました

スプーンをただ巻きするだけなら良いのですが

メインのルアーはミノーを使いたいので

グリップを握った時の指のかけ方で握り易さが違ってきます

これでトゥイッチしやすくなると思います(^^♪

長々と書きましたが

次回は後半戦で締めたいと思います

(まだあんのか) ((+_+))

では最後までお付き合い頂きありがとうございました<m(__)m>